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19737.64円まで戻せないと、再び不安定な状況に

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は続落。135.43円安の19602.21円(出来高概算21億7000万株)で前場の取引を終えている。チャイナ・ショックが米国市場へ波及したほか、米国ではシステム障害で売買停止なども起こるなか、リスク資産を圧縮する流れが強まった。19500円を割り込んで始まった日経平均は、その後、上海が2%超の下落で始まった影響を受けて下げ幅を拡大。一時、4月以来の19100円台まで下げる局面をみせた。
 前引けにかけては、上海がプラス圏を回復したこともあり、一気に19600円台を回復するなど、中国株式市場に翻弄される相場展開だった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700を超え、全体の9割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下げているが、小型株指数の弱さが目立つ。セクターでは33業種全てが下げており、海運、パルプ紙、非鉄金属、ゴム製品、機械、鉄鋼、金属などの弱さが目立つ。

 チャイナ・ショックにより、日経平均は僅か2日間で一時1200円を超える下落となった。さすがに急ピッチの下げに対する自律反発が意識されるところであろう。ただし、中国市場は売れない状況下で下げ渋りをみせている需給状況である。中国の売買停止企業が増える中、当然ヘッジ売り対象やポジション圧縮が進められるため、日本が売り対象になりやすく、不安定な状況は続きそうである。
 前日の急落の反動から、本日は割り切りスタンスで短期的なリバウンドを狙いやすかったが、利益確定は早いだろう。日経平均が19600円まで下げ幅を縮めるなか、短期的な達成感も出やすい。マド埋めとなる19737.64円まで戻せないと、再び不安定な状況になりやすいだろう。中国市場を睨みながらの相場展開が続こう。(村瀬智一)

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2015/07/09 12:10:53

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