高値圏でのこう着も、引けにかけて上げ幅広げるか
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日経平均は続伸。88.91円高の20739.83円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。20日の米国市場は、ギリシャの債務返済を好感した欧州市場の上昇の流れを受けて、ダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の20790円となり、これにさや寄せする格好から、20700円を回復して始まった。
ただし、先週までで5日続伸となり、上げ幅は800円を超えており、急ピッチのリバウンドに対する利益確定の売りが出やすいところ。また、今後本格化する決算を見極めたいとする模様眺めムードも強く、寄り付き直後につけた20770.02円を高値に、その後は高値圏でのもち合いが続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立つ。セクターでは、海運、空運、医薬品、小売、電力ガス、パルプ紙、その他製品、サービスなどが堅調。半面、石油石炭、鉄鋼、非鉄金属、保険、卸売、金属製品、鉱業、その他金融などが冴えない。
日経平均は連日でギャップ・アップから始まった後は、狭いレンジでのこう着をみせている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が堅調な半面、KDDI<9433>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、ソフトバンクグ<9984>などが重石となっている。規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立っており、個人主体による物色が中心になりそうである。
また、日経平均は連日で下ひげを残しており、大引けにかけてはインデックスに絡んだ商いから、上げ幅を広げてくる可能性がありそうだ。一方で、強い動きをみせている中小型株については、短期筋のポジション調整から、反対に大引けにかけて利益確定の流れとなる可能性はありそうだ。(村瀬智一)
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2015/07/21 12:06:25