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祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は大幅に続落。385.59円安の15699.85円(出来高概算17億4000万株)で前場の取引を終えた。16000円割れは14年10月末以来となる。9日の米国市場ではNYダウが一時150ドル近く下げる局面もみられたが、引けにかけて下げ幅を縮めていた。また、シカゴ日経225先物は一時15820円まで下げる場面もみられたが、清算値は大阪比55円高の16115円となるなか、前日に900円を超える大幅な下げだった反動もあって、自律反発の流れが先行した。しかし、寄り付き直後につけた16163.03円を高値に、その後マイナスに転じると、昨日同様、じりじりと下げ幅を拡大させている。
 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700と全体の8割を超えている。セクターでは33業種全てが下げており、情報通信が5%を超える下げに。その他、その他金融、非鉄金属、電力ガス、ガラス土石、食料品、陸運、卸売、銀行、その他製品の弱さが目立つ。売買代金上位では、ファナック<6954>、SMC<6273>、OLC<4661>が堅調。一方で、メガバンク3行のほか、ソフトバンクグ<9984>、NTT<9432>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>など通信株の弱さが目立つ。

 金融株の弱い動きが続くなか、通信株が軒並み下げており、日経平均の重しとなっている。日経平均は直近安値とのダブル・ボトム形成をあっさり拒否される格好となり、目先底が確認しづらい状況である。ファナック<6954>の上昇インパクトは限られてしまっている。
 10日の米国市場ではイエレンFRB議長の議会証言を控えており、米利上げペースが鈍るとの思惑等もあるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まっている。指値状況が薄い中をインデックスに絡んだ商いに振らされやすい。週末にオプションSQを控えているが、明日は祝日となるため、よりポジション圧縮の流れも強まりやすいと考えられる。
 もっとも、先行き不透明感が強い中での下げであり、翻弄されている感はみられない。反対にファナックのほか、OLC<4661>やSMC<6273>など、個別に材料のある銘柄への物色は根強い。個別に材料のある銘柄への循環物色が続こう。(村瀬智一)

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2016/02/10 12:14:51

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