17000円の攻防は想定済み、買戻しの流れを意識
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日経平均は続伸。102.86円高の16977.30円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。19日のシカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の17025円と節目の17000円を回復してきているなか、これにさや寄せする格好から日経平均は17000円を回復して始まった。その後は寄り付き直後につけた17099.36円を高値にこう着感の強い相場展開となった。
セクターでは原油相場の上昇を受けて、石油石炭が上昇率トップ。鉱業、その他金融、海運、電気機器、ガラス土石、倉庫運輸、機械、非鉄金属などが上位に。一方で、空運、保険、情報通信、パルプ紙は小幅に下落している。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。売買代金上位では、ソニー<6758>、グリーンペプタイド<4594>、三井住友<8316>、PD<4587>、村田製<6981>、ジグソー<3914>が堅調。半面、SOSEI<4565>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>が利食い優勢に。
日経平均は17000円を回復した後は、同水準でのもち合いが続いている。価格帯別出来高で商いが膨れている水準であることから、強弱感が対立しやすいところであろう。また、原油相場上昇が上げの一因となっているが、原油相場は時間外で弱含みに推移しており、反動安が警戒されているようである。円相場がやや円高に振れて推移していることも、手掛けづらくさせている。
もっとも、上値の重さは想定内であり、ファーストリテ<9983>の弱い動きをみると、後場もこう着感の強い相場展開が続きそうである。しかし、追加緩和期待などから先高期待は根強く、TDK<6762>、京セラ<6971>の強い動きなどをみると、売られていた銘柄への買戻しの流れは意識されやすい。新興市場は、SOSEI<4565>が一服しているため、やや利食いも出やすいだろうが、マザーズなどは資金回転が利いている市場でもあり、押し目買い意欲は強そうだ。(村瀬 智一)
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2016/04/20 12:14:33