日経平均は反発、次第に戻り待ちの売り圧力も、物色は内需系に
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日経平均は反発。183.53円高の16633.37円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えた。ドイツ銀行を巡る欧州金融不安が和らいだことにより、9月30日の米国市場ではNYダウが160ドル強の上昇。シカゴ225先物清算値は大阪比170円高の16560円となるなか、この流れを受けて買いが先行した。その後もじりじりと上げ幅を広げてきている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1500を超えてきており、全体の7割超を占めている。セクターでは小売、証券、食料品、金属製品、精密機器、鉄鋼、化学が堅調。一方で鉱業、石油石炭が小安く推移している。売買代金上位では、トヨタ自<7203>、7&iHD<3382>、メガバンク3行、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、花王<4452>が堅調。半面、任天堂<7974>は売り買いが交錯しているほか、川重<7012>、オリックス<8591>が冴えない。
日経平均はマドを空けての上昇となり、5日線を捉えているほか、一目均衡表では
転換線、雲上限を突破してきており、遅行スパンは上方シグナルを発生させてきている。再び雲を突破してきているため、リバウンド基調が強まる可能性がある。ただし、ドイツ銀行を巡る欧州金融システム不安が後退しているものの、メガバンクの戻りは鈍く、手掛けづらさが窺える。自律反発の域は脱せないとみられ、次第に戻り待ちの売り圧力が強まる可能性も意識しておく必要がある。
物色としては、今週は小売の主力処の決算が予定されていることもあり、内需系に向かいやすい。また、VISAブランドのプリペイドカードにビットコインから入金するサービスにより、ビットコインを利用した支払いができる国内の店舗が数百万規模に拡大すると報じられているなか、フィンテック関連の一角が堅調に推移している。個人主体の資金により回転は速そうだが、資金が向かいやすいだろう。
(村瀬智一)
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2016/10/03 12:11:33