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日経平均は小反落、需給動向を見極めつつ、物色対象を探る展開に

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は小反落。28.37円安の19225.24円(出来高概算12億1000万株)で前場の取引を終えている。注目されていた米FRBは、1年ぶりとなる政策金利の引き上げを全員一致で決定した。同時に、向こう1年に従来予想以上の速さで利上げを実施するとの見通しを示した。
これを受けて米国市場は利食いの流れが強まったが、円相場は1ドル117円台に乗せ、シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の19340円だった。

 米国株の下落影響は限られるなか、日本株市場は円安を手掛かりにシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行した。しかし、イベント通過によって海外勢のフローが限られてくるほか、一夜明けた米国市場の動向を見極めたいとするムードもあり、利益確定の流れも強まってきている。寄付き直後に19436.90円まで上げ幅を拡大すると、その後は利食い優勢の展開に。

 セクターでは輸送用機器、精密機器、小売、海運、ガラス土石、その他金融がしっかり。
一方で、石油石炭、鉱業、電力ガス、鉄鋼が一服。東証1部の騰落銘柄は、若干値下がり数が上回っている。

 日経平均は年初来高値を更新した後は、売り買いが交錯している。来年の利上げ見通しを受けた米株安は想定されていた面はあるだろうが、一夜明けた米国市場がFOMC通過からトランプ物色が再燃するかを見極めたいところであろう。海外投資家はクリスマス休暇に入り、これから年末に向けてはより商いが細りやすくなる。需給動向を見極めつつ、物色対象を探る展開になりそうだ。

 そのため、本日は円安を背景に輸出関連が動意付いているが、次第に中小型株に資金がシフトしてくる相場展開を意識しておく必要がありそうだ。限られた資金が一部の銘柄に集中しやすく、波及効果は期待しづらいほか、資金の逃げ足の速さにも注意が必要だ。
(村瀬智一)


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2016/12/15 12:22:00

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