日経平均は続伸、足元こう着もしばらくは波乱含みの展開が警戒される
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日経平均は続伸。55.57円高の21700.94円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている。7日の米国市場では長期金利の上昇が嫌気されたが、NYダウは19ドル安と小幅な下落にとどまっており、昨日の時点でNYダウの200ドル安を織り込んでいた流れの中、ショートカバーが先行する格好となった。続伸で始まった日経平均はその後もじりじりと上げ幅を広げており、前場半ばには一時21904.90円まで上げ幅を広げる場面をみせている。しかし、次第に戻り待ちの売り圧力に押される格好となり、前日比ほぼ変わらずの水準まで上げ幅を縮める場面もみられている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターではゴム製品、輸送用機器、ガラス土石、空運、サービス、精密機器、機械がしっかり。一方で、その他製品、非鉄金属、海運、食料品、電力ガス、鉄鋼、水産農林が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ダイキン<6367>、中外薬<4519>が下支え。
日経平均は自律反発の動きをみせているが、戻りの鈍さが意識される。もっとも、決算発表が本格化している中では機関投資家は動けず、結局は先物主導によるインデックス売買に振らされる状況であろう。明日はオプションSQを控えているが、直近の乱高下でポジション調整も一巡しているとみられ、大きなトレンドは出難いだろう。
また、米国は一先ず落ち着いているようだが、足元の乱高下による需給面での歪みが1、2日程度で解消されるとは考えづらく、値動きの荒い展開が続きそうである。また、ボラティリティーの指数を含め指数連動のデリバティブへの投資額が2兆ドルとの試算もある。これの巻き戻しが行われており、しばらくは波乱含みの展開が警戒される。
(村瀬智一)
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2018/02/08 12:07:44