売り一巡後の底堅さを見極める必要

出所：http://www.fisco.co.jp/media.html

[本日の想定レンジ]
　22日のNY市場は下落。トランプ政権による中国への関税策発表を控え売りが先行。
長期金利の下落で金融セクターに売りが広がった。フェイスブックによる顧客情報流出問題への懸念も根強く、終日軟調な展開だった。ダウ平均は724.42ドル安の23957.89、ナスダックは178.61ポイント安の7166.68。シカゴ日経225先物清算値は大阪比520円安の20860円。
　シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップ・ダウンとなろうが、これにより2月半ばと3月上旬につけているダブル・ボトム水準を試す展開になる。200日線での攻防からこれを下回ってくる可能性があり、売り一巡後の底堅さを見極める必要がある。また、週間形状では52週線を捉えてくる可能性があり、踏ん張り処であろう。これらをキープできないと、トレンド転換からの長期調整が意識されてくる。20900-21300円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 21300円−下限 20900円

＜TM＞

2018/03/23 08:18:23

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