日経平均は5円安でスタート、小幅に続落するも寄り付き後はプラスに切り返す場面も

出所：http://www.fisco.co.jp/media.html

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;15727.70;-5.12TOPIX;1266.19;-2.17

[寄り付き概況]

　本日の日経平均は小幅に続落して始まった。5日の米国市場では、アジア・欧州株がほぼ全面安となった流れで売りが先行したほか、国際通貨基金（IMF）のラガルド専務理事が世界経済の見通しの引き下げを示唆したことも嫌気され、NYダウは133ドル安となった。欧米株安に加え、NY市場で1年5ヶ月ぶりに1ドル＝109円台を付けた為替相場の円高が日本株の重しとなっている。一方で、日経平均は前日に400円近く下落していることから自律反発狙いの買いも入り、寄り付き後はプラスに切り返す場面も見られる。

　売買代金上位では、前日大きく売られた三菱ＵＦＪ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株が反発しているほか、トヨタ自<7203>、マネパＧ<8732>、ホンダ<7267>などが堅調。半面、ソニー<6758>、富士重<7270>、ファーストリテ<9983>、三井物産<8031>、７＆ｉＨＤ<3382>などが軟調。小野薬<4528>やＰＤが2％超下落している。ソフトバンクグ<9984>は前日終値近辺でもみ合い。セクターでは、鉱業、空運業、鉄鋼が上昇率上位。一方、電気・ガス業、小売業、水産・農林業が下落率上位となっている。

＜WA＞

2016/04/06 09:26:04

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