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売り一巡後の切り返しを想定も、上海下落なら市場混乱か

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 12日の東京市場はやや波乱含みの相場展開になりそうである。11日の米国市場では中国が人民元の対ドル相場を予想外に切り下げたことで市場が混乱し、NYダウは前日の上昇分を帳消しとする200ドル超の下落となった。ハイテク銘柄を中心に対中売上比率の高い企業銘柄が軟調となり、ナスダックも直近安値水準に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の20620円だった。

 11日の日経平均は、人民元切り下げを受けて、20900円処から一時20600円を割り込む局面をみせており、欧米市場の下落については、想定内の面はありそうである。そのため、売りが先行する格好になるだろうが、下値の堅さが意識されやすいと考えられる。円相場は1ドル125円台前半で推移しており、日経平均は前日の安値水準での踏ん張りがみられれば、反対に切り返す展開も意識しておきたい。

 とはいえ、中国の動向を見極める必要もある。中国では政府が景気刺激策に踏み切ったことになり、好材料視されるとみられる。しかし、11日の上海指数は小幅に下落しており、反対に中国の成長減速に対する懸念も強まっている。きょうの上海指数が弱含みとなるようだと、チャイナ・ショックの再来も警戒されるところである。

 物色としては内需系にシフトしやすいが、インバウンド関連には利益確定の流れが強まりそうであり、建設などインフラ関連や、人工知能、ロボットなど政策関連のテーマ株に行きやすい。また、決算を手掛かりとした個別物色の流れも続くことになろう。週末のSQ前での波乱も警戒されやすいなか、中小型株寄りの物色も意識されそうだ。

<AK>

2015/08/12 08:27:56

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