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金融セクターは神経質、資源・素材関連への見直しに期待

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 8日の日本株市場は神経質な相場展開になりそうだ。7日の米国市場はまちまちだったが、NYダウは一時18000ドルを回復するなど、強気相場入りとなっている。また、前日のイエレンFRB議長講演後にリスク許容度が改善する中、原油先物相場は50ドルに乗せて終えており、こちらも強気相場入りとの見方もされている。

 一方で、週末には先物オプションSQを控えていることから、方向感が掴みづらい。また、三菱東京UFJ銀行は国債の入札に特別な条件で参加できる資格(プライマリー・ディーラー)を国に返す方向で調整に入ったと報じられている。

 この報道によると、発行当局と意見交換する場に参加できるなどの特典がある一方、発行予定額の4%以上の応札を義務づけられることが重荷と伝えている。他行が追随する可能性もあるなか、債券市場の反応に市場の関心が集まりそうだ。

 これがネガティブ視されるようだと、為替相場への反応、そして株式市場へのネガティブな反応も意識されやすいところ。もっともGPIFなど年金基金は脱国債の運用指針を掲げており、想定内との見方もされる。まずは市場の反応を見極めたいところだ。

 物色の流れとしては、心理的には金融セクターへは売りが向かいやすい。一方で、原油相場の50ドル乗せを背景に、資源・素材関連への見直しが意識される。日本とモンゴルの間で貿易や投資の自由化を進めるEPA(経済連携協定)が発効したことも資源関連などに資金がシフトしやすいだろう。

<AK>

2016/06/08 08:30:32

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