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円高を背景に内需にシフトしやすい

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 16日の日本株市場は売り先行で始まろう。15日の米国市場はNYダウは続落だった。欧州市場の反発の流れを受けて買いが先行。米FOMCでは賛成多数で政策金利が据え置かれたほか、今後数年間の利上げ見通しの引き下げ、イエレンFRB議長の講演では雇用情勢への鈍化懸念が示され、追加利上げ観測の後退なども好感された。しかし、大引けにかけては下げに転じており、引き続き英国民投票への懸念が根強いとみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の15865円だった。

 米利上げ観測の後退もあって、円相場は1ドル105円台で推移しており、円高が重石になりそうだ。市場の注目は日銀の金融政策決定会合の結果となるが、サプライズを期待する向きはないだろう。また、サプライズがあったとしても、ネガティブにこそ反応しようが、英国のEU離脱問題を巡る国民投票を1週間後に控えているなかで、ポジティブ反応はないだろう。ショートカバーを誘う動きがみられたとしても、日経平均の16000円処での戻り売り圧力は強そうだ。

 物色は円高を背景に内需にシフトしやすいだろう。また、短期的な値幅取り狙いの資金は新興市場の中小型株に向かいやすい。昨日の日経平均は5日ぶりに反発となったが、自律反発の域は脱していない。調整が長期化する可能性が高まるなか、短期的な値幅取りで割り切りたいところであろう。

<AK>

2016/06/16 08:32:27

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