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やや正常な需給相場が先高期待につながる可能性

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 31日の日本株市場は抵抗レベル突破を試す展開になろう。30日のNY市場はフィッシャーFRB副議長が複数回の利上げを示唆する発言を受けて利益確定の流れが強まった。NYダウ、ナスダックともに下落となったが、銀行など金融セクターへの物色はみられており、市場は利上げを織り込む中でプラス面を評価してきている点は評価される。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の16860円。円相場は利上げ観測を背景にドル高シナリオが復活しており、一時1ドル103円台と円安に振れて推移している。日経平均は価格帯別出来高で商いが膨れている16600-16800円のレンジ内での攻防が続いているが、このレンジを突破してくる可能性もありそうだ。

 市場は週末の雇用統計を見極めたいなか、前哨戦となるADP雇用統計の発表を今晩に控えており、基本的には動きづらい需給状況であろう。ただ、このところの物色をみると、指数インパクトの強い値がさ株等で押し上げる流れではなく、自動車、ハイテク、金融といった出遅れセクターへの買戻しと見られる流れが日経平均を押し上げている。

 日銀のETF買入れによる思惑もあろうが、出遅れ修正といったやや正常な需給相場が先高期待につながる可能性はありそうだ。強弱感が対立しやすい水準ではあろうが、突破を意識したスタンスとなろう。その他、テーマ株では自動運転や有機EL、フィンテック、IoTなどの循環物色を想定。

<AK>

2016/08/31 08:44:40

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