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ギャップ・アップ後は物色対象を見極め

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 12日の日本株市場は買い先行の展開となり、日経平均は連日で年初来高値更新が見込まれる。9日の米国市場では、トランプ政権での政策期待が強まるなか、投資家のリスク選好姿勢が強まっている。NYダウが連日で最高値を更新しているほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の19185円だった。円相場は1ドル115円台に乗せており、この流れを受けて、ギャップ・アップから始まろう。

 ただ、今週もトランプ相場の余波が続くと考えられるが、需給状況の変わり目でもあるため、物色対象の変化を見極めたいところである。海外投資家がけん引する相場展開が続いているが、この持続を見極めるうえでも、13-14日に開催される米連邦公開市場委員会
(FOMC)に関心が集まる。

 また、メジャーSQを通過したこともあり、海外投資家の資金流入にも変化がみられる可能性がある。先週末のトヨタ自<7203>やファーストリテイリング<9983>、メガバンクといったコア銘柄の積極買いなどをみても、一先ず買い切った感もある。

 日経平均は節目の19000円回復で、いったんは達成感も意識されやすいところであろう。
価格帯別出来高をみると、19000円処で若干膨れているが、そこから上は少なく、チャート上でも節目の2万円辺りまではターゲットが無い状況。確かに先高観は相当強いと考えられるものの、海外勢の商いが細るようだと、これまでのようなピッチでの上昇は厳しそうである。

 現在の水準から国内勢がコア銘柄を積極的に買い上がるとは考えづらく、コア銘柄集中の流れから割安銘柄を探る流れに向かいやすく、相対的に出遅れ感が意識されている中小型株に資金がシフトしてくるかが注目される。


<AK>

2016/12/12 08:31:49

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