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買い先行も自動車セクターが相場全体の重しか

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 8日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。フランスの欧州連合(EU)離脱警戒による前日の下げの一因だった欧州市場は概ね落ち着いた動きをみせており、一先ず自律反発が意識されそうである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の18950円となり、これにサヤ寄せする格好から、やや買いが先行しょう。

 ただし、決算が本格化する中で積極的には手掛けづらい需給状況である。また、欧米など政治の先行き不透明感から円相場は不安定であり、これも手控え要因につながる。さらに、米商務省が発表した2016年の貿易統計(通関ベース)によると、モノの貿易での対日赤字は689億ドルとなり、相手国別では3年ぶりに中国に次ぐ2位に浮上。トランプ大統領による批判発言等が警戒されるなか、自動車セクターの不安定な値動きが、相場全体への重しになりそうである。

 その為、日経平均の19000円処から積極的に上値を買い上がる動きは期待しづらく、こう着感が強まりやすい。物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、値動きの軽い中小型のテーマ株等にシフトしやすいだろう。また、決算についても資金が一極集中しやすく、資金回転が利きづらい需給状況でもある。


<AK>

2017/02/08 08:30:57

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