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NYの視点:米消費が下半期経済の成長やいずれインフレも押し上げへ=7月小売

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

米商務省が発表した7月小売売上高は前月比+0.6%と、伸びは予想+0.3%を上回り年初来で最大となった。また、6月分は-0.2%から+0.3%へ、5月分は‐0.1%から0%へそれぞれマイナスからプラスに上方修正された。前年比でも+4.2%と、6月の3.4%から伸びが一段と拡大。四半期ごとでは、7−9月期の伸びが現時点ですでに3.2%ペースと、4−6月期の1.8%から拡大している。このまま現在のペースで、雇用の拡大が続き、遅いながらも現状ペースでの賃金の上昇が続けいた場合、7−9月期の小売の伸びが4%を上回る可能性も指摘されている。

デパートでの売り上げが回復したほか、自動車会社による顧客優遇措置が過去最大規模に達したことが売り上げに貢献した。自動車販売は+1.2%と、6月の+0.9%から伸びが拡大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車や食品、建材・ガソリンを除いた小売売上高は前月比+0.6%と、伸びが予想の+0.4%を上回ったほか、3月来で最大となった。6月分も−0.1%から+0.1%へ上方修正されており、4−6月期GDPの伸びが上方修正される可能性もでてきた。また、7−9月期のGDPや下半期の伸びが拡大するとの期待も強まった。

小売売上高の結果を受け、アトランタ連銀は7−9月期GDP予測を+3.7%と、9日時点の+3.5%から引き上げ。個人消費支出のGDPの寄与度が1.91%ポイントから1.97%ポイントへ引きあげられた結果だと説明した。同連銀のGDP予測は米商務省が用いているモデルと類似したモデルを使用しているため度々注目される。

7月の小売売上高の結果は消費が下半期の経済の成長を牽引し、成長がいずれ停滞している物価をも押し上げることになるだろうとの期待につながった。FOMCの見通しを裏付ける形。年内の追加利上げを織り込むドル買いも再燃した。米金利先物市場での12月の利上げ確率は昨日の25%から43%まで戻した。市場が織り込んでいた利下げ確率もゼロに戻した。



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2017/08/16 07:38:02

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