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【休日に読む】一尾仁司の虎視眈々(3):◆希望の党失速の背景に、AI議論◆

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


〇総選挙序盤戦、与党圧倒観測〇

小池百合子=AI(人工知能)説の真相とやらの話が出回っている。これは、8月10日の都庁定例記者会見で、豊洲移転問題の検討過程を聞かれ、小池都知事が「(記録が残っていないのは)AIだからです」、「人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたと言うこと」と述べたことに起因する。当時は意味不明との非難の声となったが、今般の選挙戦でもAIに公約を作らせたとの話になっている。

NHKプロヂューサーの解説と言う話がネットで出回っている。TV業界の手法を用いて、「昼過ぎの視聴者の年齢と職業を調べる。その最大の層をAIにかけて、好むキーワードを探し、それを公約や政策に掲げる」、「これであらかじめ得票数が予想できる。TVでは放送後にも視聴者の調査を行い、その経験値から番組編成時から視聴率を最大にする戦略が取られる」としている。小池陣営にはAIソフト開発ベンチャーがぶら下がり、選挙必勝分析ビジネスを開発中とされる。「希望の党」の実行可能性ゼロとも見える「12のゼロ」公約など、理解しがたい戦略が妙に納得できる。その都度の調査で、発言を変えて来る可能性がある。

小池都知事の経済ブレーン(安東泰志氏)が、企業内部留保課税に対し、問題があることを認めつつ、「課税すると見せかけて、給与の増額や株主還元に使うよう促す。さらにもう一手加われば、有効な政策になる」と述べている。「もう一手」は説明していないが、「見せかけ」の政策目標が目白押しであっても構わないとの姿勢だ。

これらの動きに対し、AIへの期待・評価を著しく落とすなど批判の声が噴出している。肝心の世論を動かせず、得票に結びつかないとの見方が多い。各新聞が序盤戦情勢調査を一斉に報じた。大勢は「自民単独過半数大きく上回り、与党300議席に迫る勢い」。「希望の党」は公示前の57議席を上回れるかどうかの攻防としているところが多い。立憲民主が善戦し、40台の攻防で、共産党を食う勢いとしているのも目立つ。小池旋風は元々、無党派層(NHK世論調査で39.1%、自民支持率31.2%を上回る)狙いと言われる。投票率次第で大きく変わる層だが、現状では「風」を起こせないと見られる。

AIでは、元グーグルのエンジニアが「AIを神として実現する」宗教団体を創立している。AIの技術進歩は株式市場でも持て囃されがちだが、その使い方にも議論が必要になって来ると思われる。

以上

出所:一尾仁司のデイリーストラテジーマガジン「虎視眈々」(17/10/12号)



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2017/10/15 10:05:00

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