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需給関係でそろそろ原油価格は下落か? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。イラク中央政府とクルド自治政府の衝突や、OPEC加盟国の産油量減少などから世界的に原油価格が上昇基調となっていますね。この上昇は継続するのでしょうか。

レポートでは米原油輸出について、『中東の地政学的リスクの高まりを受けて9月上旬頃から中東産原油やブレント原油が大きく上昇しました。それによりWTI原油との価格差が拡大し、米原油輸出が急増しました』と伝えています。急増した米原油輸出は年初来最高値となったようですね。

次いで米原油生産については、『米原油生産が年初来最高値まであと日量0.8万バレルに迫っており、エネルギーの不需要期で原油需要も減少しております。しかし、度重なるハリケーン到来で米原油生産が一時的に大きく落ち込む場面もありましたが、すでにハリケーン・シーズンは終了しております』と原油需要に対して供給が大きく伸びる可能性を示唆しています。

またレポートでは、『「需給はすべてに優先する」という商品相場特有の相場格言もあり、そろそろ現在の需給関係に見合った価格にまで下落する必要があるのかもしれません』と注意を呼びかけています。

さらに、週末の値動きに関して、『先週末のNY原油は、ベネズエラやナイジェリアの減産懸念や米オイルリグ数の減少を好感して上昇しました』と伝えており、『米シェール開発業者の多くは、生産コスト引き下げの為にコストの高い油田を閉鎖し、コストの安い油田へ資金と人員の投入を増やしているようです。それにより米オイルリグ数が減少しながら、それと共に米原油生産が増加する傾向が鮮明となっております』と分析しています。

注目ポイントについては、『「米オイルリグ数の減少」を最近の原油市場では強材料視しているようですが、「米オイルリグ数の減少&米原油生産の増加」により生産コストを引き下げる米シェール開発業者の経営努力は注目でしょう』と伝えています。

イラク中央政府とクルド自治政府の衝突も鎮静化しているとの報道もあります。引き続き原油価格を注視していきたいところですね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の11月2日付「原油市場」、11月6日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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2017/11/09 09:42:42

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