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今夜に注目すべき3つのポイント~ギリシャ支援の行方、「ギリシャ救済案受け入れ」報道

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


1日の欧米市場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■米国株式見通し:ギリシャ支援の行方
■日経225先物ナイト:日中終値比160円高、「ギリシャ救済案受け入れ」報道
■欧米為替見通し:ギリシャ問題と雇用統計前で動きにくい、米指標強ければドル123円視野


■ギリシャ支援の行方

30日のNY市場は上昇。前日の大幅下落を受けた買戻しが入ったほか、6月消費者信頼感指数が予想を大幅に上振れたことが好感され買いが先行。ダウ平均は23.16ドル高の17619.51、ナスダックは28.40ポイント高の4986.87。

グローベックスの米株先物はNYダウで150ドル高程度を織り込んで推移している。欧州市場も軒並み強い動きをみせている。円相場は1ドル122円85銭、1ユーロ136円60銭辺りと、円安に振れて推移している。

英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が、「ギリシャ首相の親書によると、先週末の議論の遡上にあがった債券団側の救済条件を受け入れる」と報じられたようであり、これがきっかけになったと見られている。ギリシャ不安が後退する可能性もあり、相場の変動要因になろう。

また、経済指標ではMBA住宅ローン申請指数(先週)、ADP全米雇用報告(6月)、ISM製造業景気指数(6月)、建設支出(5月)が予定されている。雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告が強い結果となれば、目先的にやや後退してきていた利上げ開始時期への思惑が再燃する可能性がありそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■日経225先物ナイトは日中終値比160円高、「ギリシャ救済案受け入れ」報道

19時08分時点の日経225先物ナイト・セッションは日中終値比160円高の20560円で推移。ナイトセッションは日中終値比20円高20420円で取引を開始、その後急動意をみせ一時20620円まで上げ幅を拡大した。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が、「ギリシャ首相の親書によると、先週末の議論の遡上にあがった債券団側の救済条件を受け入れる」と報じられたようであり、これがきっかけになったと見られている。上昇一巡後は20530-20570円辺りでの推移に。
(先物OPアナリスト 田代昌之)

(日本時間19:05時点 / 現在値 / 前日比 / 前日比(%))
・イギリス FT100 / 6619.64 / +98.66 / +1.49%
・フランス CAC40 / 4908.12 / +117.92 / +2.40%
・ドイツ DAX / 11181.86 / +236.89 / +2.12%


■ギリシャ問題と雇用統計前で動きにくい、米指標強ければドル123円視野

本日1日の欧米市場のドル・円は、ギリシャの債務不履行(デフォルト)への懸念を背景にとした売り買いは一服し、指標にらみの展開となりそうだ。

市場は比較的落ち着きを取り戻しており、東京市場では仲値にかけて輸入企業によるドル買いがみられ、一時122円60銭付近に戻した。

欧米市場では、その後は2日に発表される米雇用統計や5日に実施されるギリシャ国民投票を控え動きづらい展開が予想される。市場関係者からは「次の材料待ち」との声が聞かれる。

欧米市場では米・6月ADP雇用統計や米・6月ISM製造業景況指数などの重要指標が発表される。指標が強ければ、ドル・円は123円を目指す展開という。

逆に指標が弱く、ギリシャ問題への警戒感が加われば、前日同様に122円を割り込むとみられている。前日の欧州市場で、ギリシャ問題への警戒感から121円93銭まで値を下げた。

ドル・円は、122円ちょうどにオプションに伴う厚い買いが観測されるほか、122円から下値にはストップロスがあるとみられている。前日の攻防では、オプション絡みの買いによって、122円台が維持された、と市場関係者はみている。

ユーロ・円は、「前日売りすぎたので、調整の買い」と市場関係者は話す。ただ、ギリシャ問題への不透明感が残っているため、積極的には買いにくいという。
(為替・債券アナリスト 小瀬正毅)


☆欧米市場のイベントスケジュール☆

・20:00 米・MBA住宅ローン申請件数(前回:-22.5%)
・21:15 米・6月ADP雇用統計(予想:+21.8万人、5月:+20.1万人)
・23:00 米・6月ISM製造業景況指数(予想:53.2、5月:52.8)
・23:00 米・5月建設支出(前月比予想:+0.4%、4月:+2.2%)



<SY>

2015/07/01 19:19:02

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