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【市場反応】米6月雇用統計、雇用者数が予想下振れドル売り

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

外為市場では米6月雇用統計で、予想を下振れた雇用者数や平均時給を受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。米10年債利回りは2.46%から2.38%へ低下。ドル・円は123円73銭から122円97銭へ急落、ユーロ・ドルは1.1053ドルから1.1121ドルへ急伸した。

米労働省が発表した米6月雇用統計で、失業率は5.3%と、市場予想の5.4%を下回り5月の5.5%から低下。2008年4月来で最低となった。ただ、労働参加者の減少が失業率を抑制したと見られている。労働参加率は62.6%と、予想外に5月62.9%から低下。非農業部門雇用者数は前月比+22.3万人と、市場予想の+23.0万人を下回り、5月の+28.0万人から伸びが鈍化。しかし、年初来の平均は+20.8万人と、FOMCが正常化と見る20万人超を保った。

6月平均時給は前月比横ばいと、市場予想の+0.2%を下回り年初来で最低の伸び。前年比でも+2.0%と、予想外に2月来で最低の伸びに留まった。

【経済指標】
・米・6月非農業部門雇用者数:前月比+22.3万人(予想:+23.0万人、5月:+25.4万人←+28.0万人)
・米・6月失業率:5.3%(予想:5.4%、5月:5.5%)
・米・6月平均時給:前月比0.0%(予想:+0.2%、5月:+0.2%←+0.3%)
・米・6月労働参加率:62.6%(予想:62.9%、5月:62.9%)






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2015/07/02 22:42:20

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