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今日の為替市場ポイント:米早期利上げ観測後退でドルの上値は重くなりそう

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


2日のドル・円相場は、東京市場では123円15銭から123円57銭で推移。欧米市場でドルは一時122円96銭まで反落し、123円06銭で取引を終えた。

本日3日のドル・円は123円前後で推移か。米国の早期利上げ観測は後退していることから、ドルの上値はやや重くなりそうだ。

2日に発表された6月の米雇用統計では、失業率は5月の5.5%から5.3%に低下したが、労働参加率も62.9%から62.6%に低下した。また、非農業部門雇用者数は前月比+22.3万人で市場予想の+23万人程度をやや下回った。

6月中の雇用者数は20万人を超える増加を記録しており、労働市場は緩やかに改善していると見ることは可能だ。しかしながら、平均時給は横ばいとなったことでインフレ抑制の思惑が広がっており、利上げ開始時期は9月以降になるとの見方が広がった。

市場関係者の間からは、米国の利上げ開始時期は2016年1月に後ずれするのではないか?との声が聞かれている。今後発表される経済指標の内容次第では年内利上げ観測が再び広がる可能性は残されているが、1%台前半で推移するインフレ率(コアPCE)が年後半にかけて1%台後半まで上昇するとの見方は少ないことから、年内の利上げはなく、米長期債利回りは2%近辺まで低下する可能性がある。



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2015/07/03 08:11:30

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