欧米為替：ドル・円は一時123円に接近、ギリシャ危機の対応でドル買い戻し – フィスコ in とれまが

ドル・円はじり高となり、一時123円に接近した。5日に実施されたギリシャの国民投票を受けリスク回避姿勢が支配的だが、今後の協議に向けた動きがみられ、ドル・円は買い戻されている。

ブルームバーグ・ニュースは、日米欧のG7各国の財務省首脳らがギリシャ問題をめぐる声明取りまとめの作業を進めている、と伝えている。

また、ロイターによると、スペインのデギンドス経済相は、ギリシャはユーロ圏にとどまるべきだとしたうえで、スペインは金融支援第３弾に関する交渉に応じる余地があるとの見解を示したという。

ギリシャのバルファキス財務相が辞任報道で、今後ギリシャとユーロ圏との交渉に期待感が高まっている。

こうした当局者の対応などにより、ドル・円は一時122円93銭まで上昇した。
ユーロ・円は一時136円台を回復したが、長続きせず、足元では135円前半に下落している。
ユーロ・ドルも売りが優勢となり一時1.1006ドルまで下げた。





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