《一読必須》今日の日経平均はこうなる~1週間前とシンクロ、小幅反発へ
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
【小幅高となる】20200-20400円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
NYダウは46ドル安と小幅な下げにとどまっている。心理的な面が大きいものの、日経平均は節目の2万円を割り込まず、同水準でのボトム形成も意識させている。前日の400円を超える大幅な下げの反動が意識されよう。
一目均衡表では前日の下げで雲上限を割り込んでいたが、雲上限を突破してくる可能性があり、同水準が支持線として意識される可能性はありそうだ。ただし、5日線、25日線などが上値抵抗として意識されやすい。20200-20400円のレンジを想定する。
【小幅高となる】1週間前とシンクロ、小幅反発へ=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物は前日の225先物比75円高の20275円。為替市場では、ドル・円が122円60銭台、ユーロ・円が135円50銭台(8時00分時点)。欧米市場でのギリシャ国民投票に対する影響は限定的だったことから、1週間前同様、日経平均はしっかりとした推移となる公算が大きい。取引時間中の上海総合指数の動向には警戒だが、日本株への感応度はさほど高くないことから横目に見る程度か。ただ、ユーロ圏緊急財務相会合、ユーロ圏緊急首脳会議をそれぞれ控えていることから昨日の下げ分を一気に取り戻すような展開は難しいか。
一部報道によるとギリシャ政府は新たな提案を7日に提示することでメルケル独首相と合意したもよう。ガブリエル独副首相は記者団に対して「ギリシャに無条件の債務再編を与えることはユーロを崩壊させる」との見解を示した。市場参加者の間では、ギリシャ側が要請している債務再編について、債権団側が無条件に応じることはないとの見方で一致。ギリシャを特別扱いすれば、債務問題を抱えているスペインやポルトガルが黙っているわけないという考えが根底にある。
<SY>
2015/07/07 08:49:56