7月14日のＮＹ為替概況 – フィスコ in とれまが

　14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円93銭まで下落後、123円45銭まで上昇した。米6月小売売上高や輸入物価指数が予想外のマイナスに落ち込んだため債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、イエレンFRB議長の議会証言を控えて、年内の利上げを織り込むドル買いに下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.1083ドルまで上昇後、1.0993ドルへ下落して引けた。低調な米国経済指標でドル売りが強まったのち、ユーロ・ポンド絡みのユーロ売りに反落。ユーロ・円は、136円41銭へ上昇後、135円67銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.5558ドルから1.5639ドルへ上昇した。カーニー英中央銀行総裁や・マイルズ英中銀金融政策委員会（MPC）委員が利上げを示唆したためポンド買いが加速。

ドル・スイスは、0.9404フランへ下落後、0.9475フランへ上昇した。



[経済指標]・米・6月小売売上高：前月比-0.3％（予想：+0.3％、5月：+1.0％←+1.2％）・米・6月小売売上高（除自動車）：前月比-0.1％（予想：+0.5％、5月：+0.8％←+1.0％）・米・6月輸入物価指数：前月比-0.1％、前年比-10.0％（予想：+0.1％、-0.9％、5月：+1.2％、-9.6％）・米・5月企業在庫：前月比+0.3％（予想：+0.3％、4月：+0.4％）



＜KY＞