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人民元切り下げが相場かく乱要因に、素材・資源株物色見極め【クロージング】

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


11日の日経平均は反落。87.94円安の20720.75円(出来高概算24億2000万株)で取引を終えた。10日の米国市場では、NYダウが240ドルを超す大幅上昇。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイによる、金属部品製造の米プレシジョン・キャストパーツの買収。中国株が景気刺激策への期待感から上昇していたほか、ギリシャ債務問題を巡る協議の合意観測なども買い材料視されていた。

20900円を回復して始まった日経平均は、その後20946.93円まで上げ幅を拡大させており、6月24日につけた年初来高値20952.71円に迫る局面もみられた。しかし、その後は高値圏でのこう着が続くなか、中国人民銀行が、中国外国為替市場での人民元の対ドルの基準値(中間値)を前日より大幅な元安・ドル高水準に決めたことをきっかけに急速に値を消す格好となった。

後場寄り付き直後に20600円を割り込む局面もみられたが、大引けにかけては下げ渋りもみられていた。日経平均は6月24日につけた年初来高値20952.71円にあと6円程度に迫ったものの、届かなかった。高値圏でいったんは利食いを強める動きも出やすく、心理的にはダブル・トップ形成が意識されてしまう。中国人民銀行による大幅な元安設定がかく乱要因となっており、仕切り直しに向かうかを見極めたいところであろう。

また、昨日の中国株高や商品相場の上昇の流れもあり、素材関連に資金が向かいやすい展開だった。鉄鋼が2%を超える上昇となったほか、非鉄金属、金属製品、石油石炭、建設、鉱業が上位に位置していた。引き続き素材・資源関連に対する見直しがみられるか、見極めたいところであろう。




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2015/08/11 16:35:55

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