《一読必須》今日の日経平均はこうなる~20450-20750円のレンジを想定
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
【小幅安となる】20450-20750円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
日経平均は前日に20900円処から一時20600円を割り込む局面をみせており、欧米市場の下落については想定内。売りが先行する格好になるだろうが、下値の堅さが意識されやすいと考えられる。
とはいえ、中国の成長減速に対する懸念も強まっているなか、中国市場が政府の景気刺激策を好材料視してこないと、波乱含みの相場展開も警戒される。また、一目均衡表では雲上限が20430円辺りから、きょうは20285円辺りに切り下がる。これに沿う形で調整をみせてくるようだと、ポジション圧縮の流れが強まる可能性もある。20450-20750円のレンジを想定する。
【小幅安となる】SQ睨みボラタイルだが日本株はしっかり=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物は前日の225先物比50円安の20620円。為替市場では、ドル・円が125円00銭台、ユーロ・円が138円10銭台(8時00分時点)。欧米株はきつい下落となったが、円建てCMEの水準を見る限り日本株は相対的にしっかりと言えよう。中国7月小売売上高発表後の上海総合指数の動向を見極める必要はあるが、昨日380円下に振れたことで、日本株はある程度耐性ができていると見る。SQ値算出を週末に控え上下に動きやすい地合いとなっているが、ドル・円125円台推移が下支えとなろう。
オプション市場では指数が大きく動いたことから、プット、コールの合計売買枚数が20万枚超(プット13万8300枚、コール9万4088枚)と膨らんだ。8月オプションの売買は本日を含めても僅か2営業日とのことで、オプション権利行使価格に絡んだ商いが入る可能性はある。なお、9月限オプションのコールサイドでは、21000円の建玉が2万枚超と最も積み上がっている。
<SY>
2015/08/12 08:55:23