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日欧市場の落ち着きで買い戻しか、米小売売上高を注視

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

『米株式市場』

 12日のNY市場はまちまち。中国人民銀行が連日の人民元切り下げを実施したことで、売りが先行。中国の7月鉱工業生産指数が予想を下振れたほか、対中売上比率の高い一部企業にも売りが膨らんだ。その後、人民元切り下げを嫌気した売りが一服すると、下落が目立っていたハイテクセクターなどを中心に反発に転じ下げ幅を縮小。ダウ平均は0.33ドル安の17402.51、ナスダックは7.60ポイント高の5044.39。

 中国人民銀行は人民元基準値について、対ドルでの1.1%引き下げており、3日連続の引き下げを行った。東京市場でいったんは売り仕掛けもみられたが、中国人民銀行は、元相場の調整はほぼ終了との見解を示しており、次第に買い戻しの流れに向かっていた。欧州市場も軒並み上昇している。中国景気の先行きに対する不透明感は強いものの、日欧市場の落ち着きなどもあり、先行して売られていたセクターなどへの買い戻しが意識されやすいだろう。

 また、経済指標では小売売上高(7月)、新規失業保険申請件数(先週)、輸入物価指数(7月)、消費者信頼感(先週)、企業在庫(6月)が予定されている。注目されるのは小売売上高辺りになりそうだが、6月の時は前月比0.3%減で、0.2%の増加を見込んでいた市場予想に反してマイナスとなった。7月は反動もあって0.5%増辺りが見込まれており、より強い結果となれば、利上げへの思惑にもつながりそうである。

<TY>

2015/08/13 20:52:54

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