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欧米為替見通し:カナダドル・円は下げ渋りか、経済指標は上振れの可能性も

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の海外市場では、カナダドルは下げ渋る展開となりそうだ。今晩発表される小売売上高と国内総生産
(GDP)が前回を上振れると予想されるためだ。ただ、原油価格の安値圏推移が続いていることから、経済
指標が相場を押し上げる展開は想定しにくい。カナダドルが底堅い動きを続けた場合、ドル・円の取引にも
影響を及ぼす可能性がある。


今晩22時半に発表される10月小売売上高は前月比+0.4%(9月は-0.5%)、10月GDPは前月比+0.2%
(9月の-0.5%)と、それぞれ前回から上振れが見込まれている。今月1日発表のカナダの7-9月期 GDPは
前期比年率+2.3%と予想通りテクニカル・リセッションから脱し、1年ぶりの大幅な伸びを示した。一方、
9月のGDPは前月比-0.5%と、予想外に5月以来のマイナス成長に転落。下落率は2009年3月以来で最大
となったことから、発表直後にカナダドルが急落した経緯がある。


カナダドルは原油安の影響で対主要通貨での軟調が続いている。対円では86円台と2013年1月以来、
約3年ぶりの安値水準。今晩の指標が前回を上振れればカナダドル買いに振れるものの、上昇は限定的と
なろう。世界的な供給過剰懸念を背景に原油価格は先安観が後退せず、カナダドルは長期的な軟調地合いが
見込まれるため、今晩の経済指標だけで相場を押し上げることは困難とみられる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・7-9月期経常収支(予想:-215億ポンド、4-6月期:-168億ポンド)
・18:30 英・7-9月期GDP確定値(前年比予想:+2.3%、改定値:+2.3%)
・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-1.1%)
・22:30 米・11月個人所得(前月比予想:+0.2%、10月:+0.4%)
・22:30 米・11月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、10月:+0.1%)
・22:30 米・11月コアPCE価格指数(前年比予想:+1.3%、10月:+1.3%)
・22:30 米・11月耐久財受注(前月比予想:-0.6%、10月:+2.9%)
・22:30 カナダ・10月小売売上高(前月比予想:+0.4%、9月:-0.5%)
・22:30 カナダ・10月GDP(前月比予想:+0.2%、9月:-0.5%)
・24:00 米・11月新築住宅販売件数(予想:50.5万戸、10月:49.5万戸)
・24:00 米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値(予想:92.0、速報値:91.8)



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2015/12/23 17:17:44

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