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イエレン議長証言に対する市場反応に注目【クロージング】

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

10日の日経平均は大幅に続落。372.05円安の15713.39円(出来高概算38億4000万株)で取引を終えた。16000円割れは14年10月末以来。財務不安が強まっている欧州銀行に下げ渋りの動きがみられるなか、日経平均は自律反発の流れが先行した。

しかし、イエレンFRB議長の議会証言を控えているほか、祝日を挟むことで戻りも鈍く、その後下げに転じると、じりじりと下げ幅を拡大させた。16000円を割り込み、日銀の緩和前の水準まで下げると、ファンドの換金売りとみられる流れが加速。日経平均の下げ幅は一時600円を超えている。引けにかけては年金と見られる買い観測から下げ幅を縮めているが、1月安値とのダブルボトムは拒否され、底入れが見極めづらい状況となっている。

セクターでは33業種全てが下げており、銀行が5%を超える下げとなった。日経平均としては急ピッチの下げに対する自律反発が意識されやすいが、金融株の明確な底入れが確認できるまでは、不安定な相場展開が続きそうである。まずはドイツ銀行など欧州金融株の落ち着きを見極めたいところであろう。

また、10日の米国市場ではイエレンFRB議長の議会証言が予定されており、追加利上げのペースが鈍るとの見方となれば、海外市場の落ち着きにつながる半面、ドル売りの流れが強まる可能性もあるため、こちらも見極めたいところである。



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2016/02/10 16:16:14

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