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欧米為替見通し:ドルは売られやすい、米雇用統計下振れなら111円前半も

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今晩の欧米外為市場では、米雇用統計が注目される。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長が早期の利上げに慎重姿勢を示したことで雇用統計が低調だとドル売りは強まりやすくなるため、ドル・円は3月安値圏の111円前半まで売られる展開を想定しておきたい。

今晩21時半発表の米雇用統計は、3月失業率は前月と変わらずの4.9%、3月非農業部門雇用者数は前月比+20.6万人と、2月の+24.2万人から下振れが見込まれている。ある市場筋は「非農業部門雇用者数は20万人を大きく下回るか、賃金が減少した場合にはドル売り」との見方を示す。また、22時45分の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値の下方修正や23時のISM製造業景況指数の下振れもドル売りの支援材料となり、ドル・円は111円前半まで値を下げるかもしれない。

ドル売りが強まりやすい理由は、イエレンFRB議長が3月29日(日本時間30日未明)の講演で「見通しへのリスクを踏まえると、政策調整を慎重に進めることが妥当だ」と早期の利上げに慎重な姿勢を示したことだ。この発言以降、ドル売り基調が続いている。このため、雇用統計が予想に反して上振れた場合でもFRBの弱気なスタンスが重石となってドル買いを抑える可能性があり、ドル・円が113円を回復する展開は想定しにくい。


【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・3月製造業PMI改定値(予想:51.4、速報値:51.4)
・17:30 英・3月製造業PMI(予想:51.2、2月:50.8)
・18:00 ユーロ圏・2月失業率(予想:10.3%、1月:10.3%)
・21:30 米・3月非農業部門雇用者数(予想:+20.6万人、2月:+24.2万人)
・21:30 米・3月失業率(予想:4.9%、2月:4.9%)
・22:45 米・3月製造業PMI改定値(予想:51.5、速報値:51.4)
・23:00 米・3月ISM製造業景況指数(予想:50.8、2月:49.5)
・23:00 米・2月建設支出(前月比予想:+0.1%、1月:+1.5%)
・23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値(予想:90.5、速報値:90.0)
・01:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(経済見通しと金融政策)



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2016/04/01 17:46:36

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