前場に注目すべき3つのポイント~円相場や原油相場を睨みながらの相場展開を余儀なくされそう
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1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:円相場や原油相場を睨みながらの相場展開を余儀なくされそう
■外資系証券の注文動向:差し引き330万株の売り越し
■前場の注目材料:自民、フィンテック促進策を政府に提言
■円相場や原油相場を睨みながらの相場展開を余儀なくされそう
4日の日本株市場は不安定な相場展開になりそうだ。1日の雇用統計の結果を受けた流れとなるが、予想を上回るものの、イエレンFRB議長発言以降はドル高・円安の修正が続いている。追加利上げに対する警戒感よりも米経済の強さが示されたとの見方から、NYダウは100ドル超の上昇に。米経済の強さは材料視される可能性はあるが、1ドル111円台半ばと円高に振れている円相場が重しになる。
また、原油先物相場については、サウジアラビアが生産調整には、イランが参加することが実施条件との考えを示したことにより、今月に予定されている産油国による増産凍結に向けた協議に対する不透明感が強まっている。目先は円相場のほか原油相場を睨みながらの相場展開を余儀なくされそうである。
先週末の日経平均は全面安で1ヶ月ぶりの安値水準と、波乱の新年度相場入りとなった。テクニカル面ではボリンジャーバンドの-2σまで下げたほか、一目均衡表では基準線を割り込み、一気に雲下限レベルまで下げてきている。シグナルが悪化しているが、いったんは自律反発が試されるところまで一気に下げていることもあり、押し目拾いの流れが意識されてくるかを見極めたいところ。
今後決算に対する警戒が高まりやすい時期であるが、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を前に政策期待なども高まりやすく、テーマ株等に関心が向かいやすいだろう。下げのきつい主力銘柄についても、中長期観点としては、押し目買いの好機となる可能性がある。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■外資系証券の注文動向:差し引き330万株の売り越し
朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1180万株、買い850万株、差し引き330万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
3月28日(月):350万株の買い越し
3月29日(火):220万株の売り越し
3月30日(水):430万株の売り越し
3月31日(木):980万株の買い越し
4月1日(金):920万株の買い越し
■前場の注目材料
・NYダウ反発(17792.75、+107.66)NY原油(36.79、-1.55)
・自民、フィンテック促進策を政府に提言
・米雇用、3月21.5万人増
・日立、英鉄道社から車両受注
・イラン 「原油の輸出を着実に拡大」
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 3月日銀短観・企業の物価見通し
・08:50 3月マネタリーベース(2月:前年比+29.0%)
<海外>
・10:30 豪・2月小売売上高(前月比予想:+0.4%、1月:+0.3%)
・10:30 豪・2月住宅着工許可件数(前月比予想:+2.0%、1月:-7.5%)
<SY>
2016/04/04 08:25:10