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欧米為替見通し:ドル伸び悩みか、3月米労働市場情勢指数は3カ月連続でマイナスの予想

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日4日の欧米市場では、3月米労働市場情勢指数を見極める展開となる。1日発表された3月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+21.5万人、平均時給は前月比+0.3%でいずれも市場予想をやや上回った。失業率は5.0%で2月から0.1ポイント上昇したが、労働参加率は0.1ポイント上昇しており、雇用環境の悪化を示すものではないとみられている。

ただし、4月利上げ観測は大きく後退しており、本日発表される3月の労働市場情勢指数は3カ月連続でマイナスとなる可能性がある。インフレが目標に達していないことを除いても、労働市場にぜい弱な部分が残されていることが早期の追加利上げを阻む要因となっている。

3月の製造業部門雇用者は予想に反して減少しており、不完全雇用率(広義の失業率)は2月の9.7%から3月は9.8%に上昇した。失業率の上昇は労働市場への参加者が増えたことで説明できるが、不完全雇用率の上昇は賃金上昇を抑制する一因との声が聞かれており、インフレ抑制につながる。

現時点でインフレ急進のリスクは小さく、追加利上げの実施が6月以降になっても米国経済に重大な問題は生じないとすれば、リスク選好的なドル買いを手控える投資家が増えてもおかしくない。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月生産者物価指数(前年比予想:-4.0%、1月:-2.9%)
・18:00 ユーロ圏・2月失業率(予想:10.3%、1月:10.3%)
・23:00 米・2月製造業受注確定値(1月:+1.6%)
・23:00 米・3月労働市場情勢指数(2月:-2.4)
・23:15 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演(サイバーセキュリティー会合)



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2016/04/04 17:20:50

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