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欧米為替見通し:ドル売りの地合いは継続、109円18銭をターゲットに

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今晩の欧米為替市場では、ドル売り円買いの流れが継続すると思われる。日本時間6日未明にドル・円は109円95銭まで円高に振れる場面が見られたが、瞬間的な動きに留まり、東京時間では110円30-50銭台で推移している。ただ、安倍首相が政府・日銀による為替介入に対して消極的と思われるコメントを発していることから、ドルの売り方からすると政府・日銀による為替介入を警戒する必要がないことで攻めやすい地合いと言えよう。

昨夜の109円95銭を割り込んだ場合、14年10月の黒田バズーカ前の水準である109円18銭をターゲットとした売りを警戒。ドル・円は足元のもみ合い相場を下放れているが、この構図は日経平均やTOPIXとほぼ同じと言えよう。日本株とドル・円の感応度が高まっていることから、株売り、ドル売りといった負の相乗効果を警戒したいところだ。

なお、本日の欧米市場には直接関係ないが、話題となっている「パナマ文書」の問題は長引きそうな印象がある。この問題はパナマの法律事務所から金融関連の文書が流出し、世界各国の政治家などが英領バージン諸島などのタックスヘイブンを通じて租税を回避していたと指摘されている。早速アイスランド首相が辞任を表明したことから、文書が本物であると証明された感もある。各国の為政者の名前が指摘されていることで、火消しには相当の時間がかかりそうだ。


【今日の欧米市場の予定】
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-1.0%)
・01:20 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(米経済見通しと金融政策)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表(3月15-16日分)



<WA>

2016/04/06 17:12:34

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