前場に注目すべき3つのポイント~過度な円高の流れは是正される可能性
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11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:過度な円高の流れは是正される可能性
■外資系証券の注文動向:差し引き260万株の買い越し
■前場の注目材料:スマホの普及率、ガラケーを逆転
■過度な円高の流れは是正される可能性
11日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になろう。8日の米国市場は原油相場の上昇が好感され、NYダウは反発した。また、急激なドル安が一服したことも安心感につながっている。しかし、アパレルのギャップなど小売の一角が弱い動きとなったことから、上値は抑えられていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の15775円となり、方向感が掴みづらいところである。
先週は週を通じて円相場に振らされる状況となったが、引き続き円高に歯止めがかかるかを見極めたいところであろう。今週は日米欧などの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が14日から開催されることもあり、過度な円高の流れは是正される可能性がありそうだ。
また、先週末には財務相による「為替相場は安定しているのが望ましい」との口先介入もあり、やや円安に振れて推移していた。口先介入に反応したとみられ、実需による動きというよりは投機的な動きに映る。実需での一方向に大きく動く流れは落ち着きをみせてくる可能性がありそう。
日経平均は先週、あっさり節目の16000円を割り込むと、週末には一時15500円を下回る場面もあった。一方で、ソフトバンクグ<9984>が6営業日続伸と強い動きをみせていた。週末の上昇で抵抗線を捉えてきており、引き続き日経平均をけん引する展開が期待される。
また、週末に急落したファーストリテ<9983>については、ボトム形成を見極める必要があろうが、下げ渋りをみせてくるようだと、日経平均も一先ず自律反発の流れが意識されてくるだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■外資系証券の注文動向:差し引き260万株の買い越し
朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1170万株、買い1430万株、差し引き260万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
4月4日(月):330万株の売り越し
4月5日(火):10万株の買い越し
4月6日(水):250万株の買い越し
4月7日(木):470万株の買い越し
4月8日(金):10万株の買い越し
■前場の注目材料
・NYダウ反発(17576.96、+35.00)NY原油(39.72、+2.46)
・パナマ文章による租税回避問題
・ソフトバンクグ6日続伸、指数下支え
・スマホの普及率、ガラケーを逆転
・日立、2018年目処に人型ロボット実用化へ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 2月機械受注(前月比予想:-12.0%、1月:+15.0%)
<海外>
・10:30 中・3月消費者物価指数(前年比予想:+2.4%、2月:+2.3%)
・10:30 中・3月生産者物価指数(前年比予想:-4.6%、2月:-4.9%)
<WA>
2016/04/11 08:18:47