4月15日のＮＹ為替概況 – フィスコ in とれまが

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円05銭まで上昇後、108円60銭へ反落し108円70銭で引けた。

米国の4月NY連銀製造業景気指数が予想以上に改善したことを好感しドルが優勢となったのち、3月鉱工業生産・設備稼働率、4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったこと、ドーハ会合前の調整で原油価格が下落、昨日に続く日本の地震報道を受けてリスク回避の動きが再燃しドル売り、円買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1317ドルへ上昇し1.1280ドルで引けた。ユーロ・円は、123円05銭から122円63銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.4152ドルへ下落後、1.4242ドルまで上昇。

ドル・スイスは、0.9648フランへ下落後、0.9686フランへ上昇した。



[経済指標]・米・4月NY連銀製造業景気指数：9.56（予想：2.00、3月：0.62）・米・3月鉱工業生産：前月比-0.6％（予想：-0.1％、2月：-0.6％←-0.5％）・米・3月設備稼働率：74.8％（予想：75.3％、2月：75.3％←76.7％）・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値：89.7（予想：92.0、3月：91.0）・米・4月ミシガン大学1年期待インフレ率：2.7％（3月：2.7％）、5−10年期待インフレ率：2.5％（3月2.7％）・米・2月対米証券投資・ネット長期有価証券（1月：-120億ドル）・米・2月対米証券投資・長期有価証券(株式スワップ等除く)：+720億ドル（1月：-119億ドル←-120億ドル）・米・2月対米証券投資：+335億ドル（1月：+1166億ドル←+1184億ドル）





＜KY＞