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欧米為替見通し:ドルは上値が重い展開、米早期利上げ期待は高まらず

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い展開となりそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されるなか早期利上げ観測は後退したままで、ドル買い材料が乏しいためだ。また、再び原油安基調に振れればリスクオフの円買いは強まる可能性もあり、ドルを積極的に買い進める展開にはなりにくいと予想する。

米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、日本時間19日朝の講演で、「過度に緩やかな利上げの道筋は正当化されない」と述べ、連邦準備制度理事会(FRB)は投資家の予想よりも速いペースで利上げする可能性があるとタカ派的な見解を示した。この発言を受け、ドルは対円では一時109円を回復したが、対ユーロではむしろ売りが強まった。国内証券のある外為ディーラーは足元のドル・円の上昇は「原油価格の持ち直しを受けた円売り」と指摘。利上げの見込めないドルは買いにくいとの見方を示す。


実際、4月26-27日のFOMC会合では利上げ期待は後退。また、6月14-15日の会合も、6月23日に実施される英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票の結果を見極められないため、金融政策の維持が予想される。一方、17日にカタールで開かれた主要産油国会合での増産凍結は見送られ、世界的な供給過剰は是正されていない。こうした点が問題視されれば再び原油安に振れ、リスク回避の円買いが強まる可能性はあろう。


【今日の欧米市場の予定】
・17:00  ユーロ圏・2月経常収支(1月:+63億ユーロ)
・18:00  独・4月ZEW景気期待指数(予想:8.0、3月:4.3)
・21:30  米・3月住宅着工件数(予想:116.6万戸、2月:117.8万戸)
・21:30  米・3月住宅建設許可件数(予想:120.0万戸、2月:修正値117.7万戸)
・22:30  スティーブンス豪準備銀行総裁講演(NY)



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2016/04/19 17:33:28

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