国内株式市場見通し:決算ピーク通過で業績内容を見直す流れが意識されそう
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
今週の日経平均は上昇。大型連休明けとなった今週は、連休中の為替市場での急ピッチの円高が落ち着きをみせたこともあり、自律反発の流れとなった。麻生財務相の急激な為替変動には「介入する用意ある」との発言を受けて、連休中に1ドル105円台をつけたドル・円相場は、1ドル108円台と過度な円高に対する修正がみられた。その他、原油相場の落ち着きもみられたことも、買い戻しに向かわせた。
もっとも、決算発表がピークを迎えるなか、積極的な売買は手控えられていた。週末にオプションSQを控えていたこともあり、先物主導によるインデックスに絡んだ商いに振らされる格好となった。週末にはSQに絡んだ商いによって16800円を回復して始まったが、SQの需給通過後は下げに転じるなど、方向感の掴みづらい展開だった。
決算がピークを通過した。今回の決算ではトヨタ自<7203>が2017年3月期の営業利益が前期比4割減となる見通しなど、コンセンサスを下回る下方修正が相次いでいた。ただし、これらも相当織り込んでいると考えられ、来週からは決算を見直す流れなどが意識されそうだ。決算結果もアク抜けとなれば、目先リバウンドが意識されてくる。また、主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」を控え、政府の財政出動策への期待が改めて下支え要因になりそうだ。
もっとも、日経平均は5日ぶりの反落となったが、一目均衡表では雲を突破して始まったが、転換線に跳ね返される形で雲上限を割り込むと、雲下限レベルでの攻防となった。来週は雲が縮小し、ねじれを起こしてくる。トレンドが出やすいタイミングとなるが、ねじれの局面で雲を下放れてくるリスクはありそうだ。週間形状では13週線が上値抵抗として機能してしまっている。やや下へのトレンドを警戒する必要もありそうだ。
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2016/05/14 15:08:28