NY為替：ドル・円は109円50銭、世界経済への懸念＆日本の消費増税再延期、円上昇 – フィスコ in とれまが

　1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円05銭へ下落後、109円70銭へ反発109円50銭で引けた。

　中国の低調な製造業指数、英国の欧州連合（EU）離脱懸念、日本の消費増税の再延期を受けた財政悪化懸念にリスク回避の円の買い戻しが加速。その後、米5月ISM製造業景況指数が予想外に上昇、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米12地区で経済の緩やかな成長が確認されたためドル買いが再燃した。


　ユーロ・ドルは、1.1149ドルへ下落後、1.1189ドルへ反発し1.1185ドルで引けた。ユーロ・ポンド絡みの買いに下値が支えられた。ユーロ・円は、世界経済への懸念再燃でリスク回避の円買いに121円90銭へ下落後、122円63銭へ上昇した。


　ポンド・ドルは、1.4455ドルから1.4386ドルへ下落。英国のEU離脱警戒感がくずぶりポンド売りが継続した。


　ドル・スイスは、0.9862フランまで下落後0.9901フランへ反発。英国や中国をめぐる懸念から避難先通貨としてのフラン買いが優勢となった。




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