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欧米為替見通し:様子見のなか円じり安か、英残留織り込む動き

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


今日の欧米外為市場では、欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票の結果判明を控え、様子見ムードが支配しそうだ。地元メディアなどによる世論調査ではなお予断を許さないものの英国の残留支持は離脱支持を上回る状況を維持しており、リスク選好的な円売りが出やすい展開となろう。英国の国民投票は、投票時間が23日7時-22時(日本時間23日15時-24日6時)で、大勢判明は24日2時(同24日10時)以降とみられている。

今年最大の注目材料となっており、結果次第では今後の国際金融市場が混乱に陥る可能性があるため、英離脱の場合に備えた主要各国政府や中央銀行の態勢が焦点となろう。主要7カ国(G7)は市場の離脱決定を受けた混乱を鎮静化させるための緊急声明を発表する構え。また、日本は円急騰への警戒感が根強く、金融当局の対応に期待感が高い。こうしたなか、アジアや欧州、米国の各市場では積極的な売り買いは手控えられそうだ。

ただ、直近の世論調査からは、英国の残留支持が離脱支持を上回る内容が目立っており、リスク回避の動きは前週から徐々に後退。ポンド・円は16日に付けた前週安値145円40銭から足元は154円58銭まで6%超上昇している。今日の欧米市場でも、英残留を見込んだ円売りが出やすい展開となりそうだ。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が21-22日に行った半期に1度の議会証言で利上げ方針に慎重姿勢を見せ始めた。早期利上げ観測は急速に後退しているが、米株高に振れれば、ドル・円は105円台で推移するかもしれない。


【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月圏製造業PMI速報値(予想:51.4)
・17:00 ユーロ圏・6月サービス業PMI速報値(予想:53.2)
・17:00 ユーロ圏・6月総合業PMI速報値(予想:53.0)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:27.0万件)
・22:45 米・6月製造業PMI(予想:50.9)
・23:00 米・5月新築住宅販売件数(予想:56.5万戸)
・23:00 米・5月景気先行指数(予想:+0.1%)
・米・連邦準備制度理事会(FRB)がストレステストの結果発表
・英・EU残留・離脱を問う国民投票実施




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2016/06/23 17:16:57

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