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欧米為替見通し:ドルは弱含みか、日本の為替介入期待は後退

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


今日の欧米市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。英国の欧州連合(EU)離脱の可能性が高まったことによる金融市場の極端な値動きはいったん収束したが、株安などを背景にリスク回避的な円買い圧力は継続。また、日本の通貨当局による為替介入期待が後退していることも、ドルの下落局面で一段押し下げる要因として意識されやすい。

23日に行われたEU離脱を争点とした英国民投票では、市場予想に反し、英国が離脱手続きを進める方向となった。これを受け、24日はポンド・円が160円19銭から133円31銭まで20%も下落、ポンド・ドルは1.5018ドルから1.3229ドルまで14%下げた。リスク回避的な動きでドルと円が買われたが、ドル・円は円買いの方が強く106円84銭から99円02銭まで下落した。週明けアジア市場では、日本株高を背景としたドル買戻しのフローが観測され、ドル・円は一時102円半ばまで上昇するなど、底堅い値動きをみせている。

しかし、「今後の英国経済への懸念からポンドは強い売り圧力にさらされており、ポンド安を起点に市場は再び混乱する可能性はある」(邦銀筋)と警戒感を弱めていない。今晩の欧米株が24日よりもさらに軟調地合いとなりリスク回避的な動きとなれば再びドルと円の買いは強まるだろう。また、政府と日銀は今日8時から、英国のEU離脱を受けた市場対応に向け緊急会合を開催したが、流動性供給の確保が中心議題で為替介入への期待は後退。ドル・円は心理的な節目である100円レベルまでの下落を想定しておきたい。


【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・5月マネーサプライM3(前年比予想:+4.8%、4月:+4.6 %)
・22:45 米・6月サービス業PMI速報値(予想:51.9、5月:51.3)
・23:30 米・6月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-15.0、5月:-20.8)




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2016/06/27 17:17:37

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