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雇用統計通過で中期トレンドの抵抗線を試すか【クロージング】

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

2日の日経平均は小反落。1.16円安の16925.68円(出来高概算16億4000万株)で取引を終えた。円相場は一時104円台を付け、先物ナイトセッションでは17000円に乗せる場面もあったが、米8月ISM製造業景況指数が節目となる50を下回ったことが嫌気され、利食い先行で始まった。その後は米雇用統計の結果を見極めたいとする流れではあったが、底堅さが意識されるなかで上昇に転じている。午後は持ち高調整の売りから日中安値を更新する局面もみられたが、大引けにかけては下げ幅を縮めている。反落ながらもチャート上では連日の陽線形成となり、先高感の強い相場展開だった。

セクターでは保険、電力ガス、証券、石油石炭、その他金融、食料品が堅調。半面、精密機器、ガラス土石、パルプ紙、金属、鉱業が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、若干値下がり数が上回っている。規模別指数では小型株指数のみがマイナス。売買代金上位では任天堂<7974>、三井住友<8316>、東京電力HD<9501>、ソニー<6758>、NTT<9432>が堅調だった。

来週は米雇用統計の結果を受けた欧米市場の影響を受けることになりそうだ。ISM製造業の下振れでややハシゴを外された感はあったが、雇用統計の上振れを受けた利上げ観測の高まり、これによるドル高・円安による上昇を意識しておきたい。一方で予想を下回る形で売りが先行したとしても、9月半ばの金融政策決定会合やFOMCへの思惑等から、失望売りが強まる流れにはならないだろう。

週足の一目均衡表では雲下限に接近してきている。最初のトライでは跳ね返される確率が高そうだが、16945円処の雲を捉えてくるようだと、17910円辺りで横ばい推移する雲上限を意識したトレンドが形成されよう。雇用統計明けでのきれいに突破をみせたいところである。



<AK>

2016/09/02 16:23:17

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