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今日の為替市場ポイント:欧州金融不安を嫌気してリスク選好的な円売り縮小へ

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

29日のドル・円相場は、東京市場では100円66銭から101円75銭まで上昇。欧米市場でドルは一時101円84銭まで買われたが、米国株安を警戒して100円84銭まで反落し、101円04銭で取引を終えた。

本日30日のドル・円は、101円前後で推移か。欧州金融不安の台頭が警戒されており、リスク選好的な円売りは縮小した。日経平均株価が大きく下げた場合、ドル・円は100円台後半での取引が増える可能性がある。

29日のニューヨーク外為市場では、独銀最大手の信用状況などに対する懸念が浮上し、リスク回避的な取引が広がった。一部報道によると、10社程度のヘッジファンドがデリバティブ取引の持ち高(資金)の一部を引き揚げたもよう。この報道を受けて米国債利回りはやや低下し、金先物は小幅高となった。

欧州銀行監督機構(EBA)が7月29日に公表したストレステスト(健全性審査)で伊ウニクレディト、英バークレイズ、ドイツ銀行の結果が良くなかったことが判明したが、銀行監督当局は審査結果について、明確な基準に基づく判断を示していないことが、欧州系金融大手の資本不足問題に対する市場の懸念を強める結果になったとみられている。

現時点で米金融大手の健全性については特に懸念されていないようだが、欧州金融不安が一段と広がった場合、米連邦準備理事会(FRB)による利上げは難しくなるとの見方が多い。米国株安が続いた場合、ドル・円は短期的に100円を試す展開が予想される。



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2016/09/30 08:14:01

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