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後場に注目すべき3つのポイント~地銀など金融セクターの動向が注目されるか(訂正)

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・地銀など金融セクターの動向が注目されるか
・ドル・円は103円83銭付近、ドル下げ渋り、9月高値更新を意識
・セブン&アイ、タカラバイオなど5社のレーティング格下げ


■地銀など金融セクターの動向が注目されるか


日経平均は反落。前日比30.01円安の16869.09円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。米雇用統計を控えており、足元で4日続伸で400円の上昇をみせていた反動から利益確定の売りが先行した。一方で、原油先物相場は3ヶ月ぶりに節目の50ドルを回復したほか、米利上げ観測から円相場は1ドル103円台後半と円安に振れて推移するなか、下を売り込む流れにもならず、こう着感の強い相場展開だった。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、相対的に大型株指数の下げは限定的。セクターでは海運が上昇率トップのほか、ゴム製品、鉱業、保険、非鉄金属、石油石炭、精密がしっかり。半面、小売、不動産、建設、電力ガスが冴えない。

日経平均の日中値幅は40円程度と、狭いレンジ取引が続いている。米雇用統計を控えているほか、3連休に入ることから積極的な売買は手控えられる可能性が高いが、原油や為替動向を背景に、底堅さは意識されるとみられる。また、TOPIXは反落となっていることもあり、後場は日銀のETF買入れが意識されてくる。TOPIX型の買入れ拡大を背景に、弱い動きをみせている地銀など金融セクターの動向が注目されそうである。

また、中小型株は利食い優勢になりやすいだろうが、好調IPOを見る限り需給は良好であり、値動きの強い銘柄やテーマ性のある銘柄の一角へは、値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)



■ドル・円は103円83銭付近、ドル下げ渋り、9月高値更新を意識


7日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。日経平均株価のマイナス圏推移でドル売りに振れたが、米年内利上げ期待を背景としたドル買い・円売り基調は継続されており、引き続き9月高値104円32銭がターゲットとなっている。

5日に発表された米9月ISM非製造業総合指数が堅調となったほか、前日発表された米新規失業保険申請件数は予想外の減少となり雇用情勢の改善が示されたことで、米年内利上げを見込んだドル買い・円売りの流れは継続しているもよう。

今日午前のアジア市場では日経平均のマイナス圏推移とポンド売りが強まったことへの警戒感で、ドル・円は104円付近で寄り付いた後、103円54銭まで値を下げた。ただ、ポンド売りは一服しており、ドル・円は値を戻す展開となっている。

ランチタイムの日経平均先物は小幅安で推移しており、日本株の下落基調が続く可能性はあろう。ただ、今晩発表の米9月雇用統計を前に様子見ムードが広がりやすいなか、ドル・円は値ごろ感による押し目買いにより下げにくい値動きが予想される。

ここまでドル・円の取引レンジは103円54銭から104円03銭、ユーロ・円は115円22銭
から115円99銭、ユーロ・ドルは1.1118ドルから1.1153ドルで推移した。

12時20分時点のドル・円は103円83銭、ユーロ・円は115円45銭、ポンド・円は128円96銭、豪ドル・円は78円65銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄


・セブン&アイ<3382>、タカラバイオ<4974>など5社のレーティング格下げ

・海運株が強い

・省電舎<1711>、ベクター<2656>、ストリーム<3071>など5社がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・浅川財務官
「G20で為替の話は今回出なかった」

・IMF高官
「人民元変動相場制へさらなる前進が可能」




☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・14:00 8月景気動向指数


<海外>
・15:00 独・8月鉱工業生産(前月比予想:+1.0%、7月:-0.6%)
・中国本土の株式市場は国慶節の祝日のため7日まで休場



<WA>

2016/10/07 12:26:05

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