明日は「プレイステーションVR」発売日【クロージング】
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
12日の日経平均は大幅に反落。184.76円安の16840.00円(出来高概算17億1000万株)で取引を終えた。米国では非鉄金属大手アルコアの決算が市場予想を下回り、来週から本格化する7-9月期決算への懸念が強まった。また、原油相場やその他資源価格の下落が嫌気される格好となり、NYダウは200ドル超の下落に。この流れを受けて幅広い銘柄に売りが先行する格好となっている。
その後、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角が上昇し、これが日経平均を下支えする格好となり、前場半ばには16951.54円まで下げ幅を縮める場面もみられた。しかし、こう着感の強い相場展開が続くなか、ファーストリテ<9983>などが下げに転じるなど、大引けにかけて下げ幅を拡大させている。
セクターでは水産農林が小幅ながら唯一上昇。一方で、鉄鋼が下落率トップだったほか、銀行、海運、保険、金属製品、非鉄金属、精密機器、石油石炭が軟調。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割超を占めている。
日経平均は反落となったが、前日には1ヵ月ぶりに17000円を回復しており、レンジ上限到達でいったんは達成感が意識されるところであり、想定内の一服といったところであろう。ただし、下落の要因がアルコアの下落であったため、引き続き米企業の決算を見極めたいところであろう。決算が始まったばかりでこれほど大きく下げる要因を見極める必要がありそうだ。
物色は決算を手掛かりとした個別対応となろうが、ファーストリテ<9983>の決算を控え、指数インパクトが大きいだけに、日経平均に影響を与えそうである。その他はソニーの「プレイステーションVR」が発売となる。VR関連を見直す流れも意識されよう。
<AK>
2016/10/12 16:22:39