11時時点の日経平均は6日続伸、テアトルや市光工、MISAWAが上昇率上位
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11時00分現在の日経平均株価は18349.85円(前日比186.91円高)で推移している。米国市場ではNYダウが連日で最高値を更新し、初の19000ドルに乗せた。また、為替市場では1ドル=112円台まで円安が進み、祝日明けの日経平均は166円高からスタートした。ただ、本日の米国株式市場は感謝祭の祝日のため休場となるうえ、短期的な過熱感や円安一服もあり、寄り付き後の日経平均は上値が重い。ここまで18300円台での小幅な値動きが続いている。
個別では、トヨタ自<7203>や富士重<7270>が3%超、マツダ<7261>が5%近い上昇となるなど、円安進行を受けて自動車株が買われている。三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>はしっかり。新日鉄住金<5401>や川崎重<7012>も上げ目立つ。また、映画「この世界の片隅に」のヒットで関心を集めているテアトル<9633>が連日の大幅高となっており、仏ヴァレオが株式公開買付(TOB)を実施する市光工<7244>、トヨタホームが子会社化するMISAWA<1722>とともに東証1部上昇率上位に並んでいる。一方、ソニー<6758>が小安く、三菱商事<8058>、NTT<9432>、信越化<4063>もさえない。また、エーザイ<4523>は競合薬の試験結果を受けて5%超下落しており、トランザクショ<7818>、ヨロズ<7294>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。
(株式アナリスト 小林大純)
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2016/11/24 11:13:56