3月14 日のＮＹ為替概況 – フィスコ in とれまが

　14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円02銭から114円52銭へ下落した。原油安、英国の欧州連合（EU）離脱、オランダ議会下院選挙を控えた欧州の政治リスク上昇懸念に加えて、米国の債務上限問題に関する懸念も再燃。リスク回避の円買い、米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0647ドルから1.0604ドルまで下落した。欧州の政治リスクを懸念したユーロ売りが継続。ユーロ・円は、122円31銭から121円66銭まで下落した。

ポンド・ドルは、1.2127ドルから1.2171ドルへ上昇した。英国のメイ首相が「近日中に英国のEU離脱に関する女王の裁可を受け、末までにEUに通知する」方針を確認したため、警戒感が再燃し上値の重い展開。

ドル・スイスは、1.0072フランから1.0104フランへ上昇。

【経済指標】・米・2月生産者物価指数：前月比+0.3％（予想：+0.1％、1月：+0.6％）・米・2月生産者物価コア指数：前月比+0.3％（予想：+0.2％、1月：+0.4％）・米・2月生産者物価指数：前年比+2.2％（予想：+1.9％、1月：+1.6％）・米・2月生産者物価コア指数：前年比+1.5％（予想：+1.5％、1月：+1.2％）



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