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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FRB年3回利上げペース維持で

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。米国株の続落を背景にドル売り・円買い基調は続くものの、米連邦準備制度理事会(FRB)の今月実施を含めた年3回の利上げペースは維持されるとの見方から、目先のドル下落は小幅にとどまろう。

前日の海外取引時間帯では、米国トランプ政権による規制緩和や税制改革の実行に不透明感が広がり、株式市場でNYダウなど主要株価指数が大きく下げた。ドル・円は短期筋による投機的な売りが強まり、112円付近に設定されていたストップロスを巻き込んで大幅安となった。本日のアジア市場でもその流れが受け継がれ、日経平均株価の19000円割れを警戒した円買いで、一時111円33銭まで下落。昨年11月以来、約4カ月ぶりのドル安値圏で推移した。

ある外為ディーラーは「前週の連邦公開市場委員会(FOMC)以降のポジション調整の流れに変わりはない」と指摘。足元では、時間外取引のNY原油先物が下落していることもあり、NYダウ先物がマイナス圏で推移しており、今晩の米株安が見込まれる状況にある。

ただ、同ディーラーは「米国の経済政策や金融政策に不透明感が広がっているわけではない」と述べ、一段のドル売りには懐疑的な見方を示す。また、明日にはイエレンFRB議長の発言機会もあり(地域開発会議での開会あいさつとなってはいるが)、年3回の利上げペース維持への思惑からも、ドルを売り進めづらい面がある。
(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南ア・2月消費者物価指数(前年比予想:+6.3%、1月:+6.6%)
・17:00 南ア・10-12月期経常収支(予想:-1470億ランド、7-9月期:-1760億ランド)
・18:00 ユーロ圏・1月経常収支(季調前)(12月:+470億ユーロ)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+3.1%)
・22:00 米・1月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.4%、12月:+0.4%)
・23:00 米・2月中古住宅販売件数(予想:555万戸、1月:569万戸)
・05:00 NZ準備銀行が政策金利発表(1.75%に据え置き予想)




<SK>

2017/03/22 17:25:00

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