11時05分時点の日経平均は3日ぶり反落、ＳＵＭＣＯやディーエヌエーが売られる – フィスコ in とれまが

11時05分現在の日経平均株価は19647.37円（前日比30.91円安）で推移している。22日の米国市場では、原油価格の上昇や防衛関連株高からNYダウは89ドル高となった。ただ、英マンチェスターのコンサート会場で爆発が発生し、多数の死傷者が出ていることが伝わり、為替相場は朝方に1ドル＝110円台まで円高に振れる場面があった。日経平均はこうした流れを受けて30円安からスタートしたが、外部環境への警戒感から手控えムードが強く、前日終値を挟んだ小動きとなっている。

個別では、三菱ＵＦＪ<8306>、東エレク<8035>、三井住友<8316>などが軟調で、ソフトバンクＧ<9984>やトヨタ自<7203>も小安い。ＳＵＭＣＯ<3436>は3％超の下落。また、ディーエヌエー<2432>が一部証券会社の投資評価引き下げを受けて急反落しており、アイエスビー<9702>やユニデンＨＤ<6815>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、任天堂<7974>、ＪＴ<2914>、ソニー<6758>などがしっかり。リクルートＨＤ<6098>やクラレ<3405>は3％前後上昇しており、一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたフジクラ<5803>は急伸している。また、東天紅<8181>、Ｆスターズ<3687>、イーグル工<6486>などが東証1部上昇率上位となっている。

（株式アナリスト 小林大純）


＜HK＞