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欧米為替見通し:ドル・円は軟調地合い継続か、米FRB当局者の発言に注目

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は軟調地合い継続の展開を予想したい。ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事などハト派寄りの当局者発言に反応する見通し。また、北朝鮮の核・ミサイル開発による東アジアでの緊張から、リスク回避的な円買い基調が続きそうだ。

今晩は米国市場の連休明けで欧米市場の取引が本格化するなか、ブレイナードFRB理事(20時半)、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁(6日1時半)による講演が注目される。両当局者は連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのなかではともにハト派寄りに位置付けられ、これまでも金融緩和の縮小に慎重なスタンスを示してきた。

ブレイナード理事は「経済見通しと金融政策」をテーマに講演する予定で、バランスシート縮小の早期着手には、従来通り前向きな発言が予想される。反面、7月のコア個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが鈍化したことなどを受け、追加利上げには否定的な見方を示す見通しで、ドル売りを誘発する可能性があろう。

また、北朝鮮問題も、引き続き円買い要因。報道などから、北朝鮮は建国記念日である9月9日よりも前倒しで大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するとの観測が広がっている。国連安保理の再三にわたる非難声明や制裁を無視する形で、3日には核実験が強行されており、米韓が今後、武力行使に踏み切るとの思惑から全般的な円買い基調が継続しよう。

一方、23時発表の米国の7月製造業受注は前月から落ち込む見通しだが、1日に発表された8月ISM製造業景況感指数は2014年11月以来の高水準を記録。製造業の力強さが裏付けられるような内容なら、ドル売りを弱める材料となろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・8月サービス業PMI改定値(予想:54.9、速報値:54.9)
・17:00 ユーロ圏・8月総合PMI改定値(予想:55.8、7月:55.8)
・17:30 英・8月サービス業PMI(予想:53.5、7月:53.8)
・17:30 英・8月総合PMI(予想:54.0、7月:54.1)
・18:00 ユーロ圏・7月小売売上高(前月比予想:-0.3%、6月:+0.5%)
・18:30 南ア・4-6月期GDP(前年比予想:+0.5%、1-3月期:+1.0%)
・20:30 ブレイナード米FRB理事講演(経済見通しと金融政策)
・23:00 米・7月製造業受注(前月比予想:-3.3%、6月:+3.0%)
・23:00 米・7月耐久財受注改定値(前月比予想:+1.0%、速報値:-6.8%)
・01:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演(ミネソタ大学)
・08:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演(ダラスビジネスクラブとのイベント)




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2017/09/05 17:25:00

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