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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米経済指標次第で買い余地も

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に関連し金融正常化のペースは緩慢になるとの思惑が広がりやすい。ただ、経済指標が堅調な内容となれば、FRBの年内追加利上げ観測からドルの買い余地が広がりそうだ。

来年2月に任期切れとなるイエレンFRB議長の後任人事をめぐり、報道各社の情報戦が繰り広げられている。米政治専門メディアによると、ムニューシン財務長官はパウエルFRB理事を支持しているもよう。別のメディアは前週末、タカ派で知られるケビン・ウォルシュ元理事が有力候補に浮上したと伝えている。

ウォルシュ氏に比べ利上げにはやや慎重とされるパウエル氏が議長に就任した場合、金融正常化のペースが鈍化するとの思惑が広がりやすい。報道を受け、本日のアジア市場でドル・円は米長期金利の低下を手がかりに一時112円42銭まで値を下げた。今晩の海外市場でも、引き続きFRB人事関連の情報が材料視されよう。

また、週末にかけての米経済指標にも関心が高まっている。6日発表の9月雇用統計は非農業部門雇用者数が現時点で前月比+8万人と低調な内容が見込まれ、今回は「参考」程度にとどまる公算。このため、本来なら雇用統計の先行指標として材料視されるADP雇用統計への反応も限定的となりそうだ。

一方、23時の9月ISM非製造業景況指数(総合)は、8月を小幅に上回る見通し。2日発表のISM製造業が堅調となったほか、本日朝方発表された国内自動車販売が今年1月並みの高水準に回復したことから、経済指標の上振れを手がかりに米経済の成長拡大を好感したドル買いの余地は広がるとみられる。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・9月サービス業PMI改定値(予想:55.6、速報値:55.6)
・17:30 英・9月サービス業PMI(予想:53.2、8月:53.2)
・18:00 ユーロ圏・8月小売売上高(前月比予想:+0.3%、7月:-0.3%)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-0.5%)
・21:15 米・9月ADP雇用統計(予想:+13.5万人、8月:+23.7万人)
・22:45 米・9月サービス業PMI改定値(予想:55.1、速報値:55.1)
・23:00 米・9月ISM非製造業景況指数(総合)(予想:55.5、8月:55.3)
・04:15 イエレン米FRB議長が開会あいさつ(コミュニティーバンキング会合)




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2017/10/04 17:25:00

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